先日、わが家の洗濯機を縦型からドラム式に買い替えました。そのとき困ったのが、それまで使っていた縦型洗濯機の行き先です。買ってからまだ3年ほど、故障もなく普通に動く。それなのに、家電量販店に引き取ってもらうとこちらが数千円を払うことになる——正直、性格的にどうしても納得できませんでした。そこで使ったのがジモティー。結果、5,000円で売れたうえに、処分費も丸ごと浮きました。トータルで約1万円のプラスです。今日はその実話と、同じことをやりたい人向けのコツをまとめます🐾
先に結論
- ◎テレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコンは「捨てるとお金がかかる」家電。だからこそ売れれば二重にお得(売却益+処分費の回避)
- ◎大物家電はメルカリより「ジモティー」が強い。送料の概念がなく、相手が自宅まで取りに来てくれるのが最大の利点
- ◎動かないジャンク品でも需要はある。0円でも引き取り手が見つかることが多く、それだけでリサイクル料金ぶん得できます
- △ただし0円出品はおすすめしません。問い合わせが殺到してやりとりが大変になりがち。100円以上を付けるだけで、ぐっと落ち着きます
- △時間はタダではありません。写真・返信・日程調整の手間を考えると、あくまで趣味の範囲で。万人におすすめする話ではありません
① まだ使える洗濯機を、お金を払って捨てる?
買い替えの理由は単純で、ドラム式にしたかったから。乾燥まで一気に終わる生活に憧れていました。ここは「時間を買う」タイプの支出で、私は良い贅沢だと思っています。
問題は、それまでの縦型洗濯機でした。スペックはこんな感じです。
- メーカー:TOSHIBA(東芝)
- 購入時期:約3年前/購入価格:約3.3万円
- 状態:故障なし・普通に動く。まだまだ現役で使える
家電量販店で新しい洗濯機を買うとき、「古いものは引き取りますか?」と聞かれます。もちろん引き取ってもらえるのですが、それは有料。つまりまだ動く家電を、こちらがお金を払って手放すことになります。
……これが、どうしても性格上ゆるせなかったんですね🐾 3年しか使っていない、壊れてもいないものを、お金を払って捨てる。もったいないという気持ちと、単純に「損している感じ」が拭えませんでした。
② 家電を普通に処分すると、いくらかかるのか
そもそも、なぜ家電を捨てるのにお金がかかるのか。家電リサイクル法という法律で、エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目は、消費者がリサイクル費用を負担すると決められているからです。
実際の金額を見てみましょう。以下は東芝ライフスタイルの家電リサイクル料金(2026年7月時点・税込)です。
| 品目 | リサイクル料金(税込) |
|---|---|
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 2,530円 |
| 液晶・有機ELテレビ(小/大) | 1,870円 / 2,970円 |
| ブラウン管テレビ(小/大) | 1,320円 / 2,420円 |
| 冷蔵庫・冷凍庫(小/大) | 3,740円 / 4,730円 |
| エアコン | 1,000円前後(メーカーで異なる) |
そして忘れがちなのがもう一つの費用。上のリサイクル料金に加えて、収集運搬料金(取りに来てもらう手数料)が別途かかります。こちらは家電量販店によって差がありますが、おおむね2,200〜2,750円程度が目安です。
つまり洗濯機を1台捨てるだけで:リサイクル料金2,530円+収集運搬料金約2,200〜2,750円=合計およそ4,700〜5,300円。「捨てるだけで5千円」——これが、私がどうしても払いたくなかった金額です。


③ ジモティーに出したら、どうなったか(実話)
そこで使ったのがジモティー。地元の人と直接やりとりする、地域密着の掲示板サービスです。出品はスマホで数分、写真を撮って状態と受け渡し方法を書くだけでした。
結果はこうです。
- 5,000円で売れた(3年前に約3.3万円で買ったTOSHIBAの縦型洗濯機)
- 買い手さんが自宅まで引き取りに来てくれた。私は運び出しを少し手伝っただけ
- もちろんリサイクル料金も収集運搬料金も一切かからない
収支をまとめると、こうなります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ジモティーでの売却代金 | +5,000円 |
| 払わずに済んだリサイクル料金 | +2,530円 |
| 払わずに済んだ収集運搬料金 | +約2,200〜2,750円 |
| 合計(実質的な差額) | +約9,700〜10,300円 |
つまりざっくり1万円。同じドラム式洗濯機を買うにしても、この1万円があるかないかで、体感の出費はかなり変わります。しかも「まだ使えるものを捨てる」という気持ちの悪さもゼロ。次の人が使ってくれるというのが、いちばん気分が良かったところです🐾
④ なぜメルカリではなく「ジモティー」なのか
不用品を売るならメルカリ、というイメージがあるかもしれません。でも大型家電に関してはジモティーの方が圧倒的に相性がいいです。理由はシンプルで、「送らなくていい」から。
| 項目 | ジモティー | フリマアプリ(メルカリ等) |
|---|---|---|
| 受け渡し | 手渡し(相手が取りに来る) | 配送が基本 |
| 大型家電の送料 | かからない | 数千〜1万円超になることも |
| 梱包の手間 | ほぼ不要 | 大物ほど重労働 |
| 手数料 | 個人間の取引は基本無料 | 販売手数料がかかる |
| 買い手の範囲 | 近所の人が中心 | 全国 |
| 向いているもの | 洗濯機・冷蔵庫・家具・テレビ | 小さくて送れるもの |
洗濯機のような重くて大きいものは、送料と梱包がネックで、フリマアプリだと利益がほぼ残りません。その点ジモティーは、相手が車で取りに来てくれるのが前提。ここが決定的な差です。
⑤ ジモティー活用のコツ(実体験から)
ジモティー歴5年の私が感じた、押さえておきたいポイントです。
■ コツ1:0円ではなく「100円以上」を付ける
これが一番お伝えしたいところ。0円(無料)で出品すると、問い合わせが一気に殺到します。数が多すぎて返信が追いつかないうえ、私の経験では次のようなことが起きやすくなりました。
- 約束の時間に来ない、当日になって連絡が途絶える
- 「取りに行きます」の連絡だけ来て、その後は音沙汰がない
- すでに超格安で出しているのに、さらに値下げを求められる
売りづらいものをどうしても手放したくて、何度か0円や激安で取引したことがあります。そのとき感じたのは、価格を下げるほど、こうしたやりとりの負担が増えていくということでした。
ところが100円でも値段を付けると、これが驚くほど落ち着きます。金額の問題ではなく、「お金を払ってでも欲しい人」だけが残るフィルターとして働くのだと思います。0円と100円の差は、心理的にはとても大きい——これは覚えておいて損はありません。
■ コツ2:ジャンク品でも、とりあえず出してみる
壊れて動かない家電でも、意外と引き取り手はいます。部品取りや修理が趣味の人、自分で直して使いたい人などです。仮に0円で引き取ってもらえたとしても、本来払うはずだったリサイクル料金+収集運搬料金(数千円)が浮くわけで、それだけで十分な成果です。
■ コツ3:受け渡しの条件を最初に書いておく
「1階まではこちらで運びます」「車での引き取りをお願いします」「運び出しは手伝います」など、条件を出品時点で明記しておくと、当日のトラブルがぐっと減ります。洗濯機は重いので、ここを曖昧にすると現地で困ります。
■ コツ4:受け渡しの安全に配慮する
個人間の直接取引なので、可能なら家族が在宅している時間帯にする、玄関先で完結させるなど、無理のない範囲で気を配っておくと安心です。


⑥ 正直な話:これは「万人向け」ではありません
ここまでお得な話をしてきましたが、正直に線引きしておきたいことがあります。それは時間はタダではないということ。
ジモティーで売るには、写真を撮る・説明文を書く・問い合わせに返信する・日程を調整する・当日立ち会う……という手間がかかります。仮に合計2時間かかって1万円お得だとすれば、時給換算では5,000円。悪くない数字ですが、「その2時間を使いたいかどうか」は人によって答えが違います。
向いている人・向いていない人
- ◎損をするのが好きではない人(私はこのタイプです)。「捨てるのにお金を払う」に納得できないなら、やる価値は十分あります
- ◎落ちている小銭は拾いたい人。細かい積み重ねを楽しめるなら、趣味と実益を兼ねられます
- ◎まだ使えるものを捨てたくない人。次に使ってくれる人に渡せる気持ちよさは、金額以上の価値があります
- ✕忙しくて手間をかけたくない人。素直にお店に引き取ってもらう方が幸せです。数千円で手間を買っていると考えれば、それも立派な選択
- ✕知らない人とのやりとりが苦手な人。無理をする必要はまったくありません
つまりこれはあくまで趣味の範囲の話。「絶対にやるべき節約術」ではなく、「こういう選択肢もあるよ」という一つの提案として受け取ってもらえたら嬉しいです🐾
よくある質問(猫がお答えします)








まとめ
- ドラム式への買い替えで、まだ使える縦型洗濯機をジモティーで5,000円で売却。自宅まで取りに来てもらいました
- さらにリサイクル料金2,530円+収集運搬料金2,200〜2,750円の処分費も回避。合計およそ1万円のプラス
- テレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコンは捨てるとお金がかかる家電。だからこそジモティーが効きます
- コツは0円ではなく100円以上を付けること。やりとりが驚くほど落ち着きます
- ただし時間はタダではありません。あくまで趣味の範囲で、楽しめる人だけどうぞ🐾
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※本記事は2026年7月時点の実体験および一般的な情報提供です。家電リサイクル料金は東芝ライフスタイル(洗濯機・衣類乾燥機2,530円/税込)の公表値、収集運搬料金は家電量販店各社の公表値をもとにした目安であり、メーカー・店舗・地域によって異なります。また2026年4月に一部メーカーで料金改定が行われています。最新の料金は家電リサイクル券センター(RKC)および各販売店の公式サイトでご確認ください。売却価格・売れやすさは商品の状態や地域によって大きく変わるため、同じ結果を保証するものではありません。個人間取引はご自身の責任と判断で、安全に配慮して行ってください。

