別の記事で、契約型ホームルーター(ドコモ home 5G・SoftBank Air・WiMAX)は割高でおすすめしないと解説しました(→ くわしくはこちら)。では代わりに、大容量SIM(楽天モバイル無制限・月3,278円など)を“家のWi-Fi”にするにはどうすればいい? 方法は2つ。①スマホのテザリングと②SIMフリーのホームルーターです。初心者でも迷わないよう、手順をやさしく解説します。
先に結論:あなたに合うのはどっち?
- ◎とにかく手軽・追加費用0円がいい → スマホのテザリング(単身・たまに使う人向け)
- ◎家族で使う・つけっぱなしにしたい → SIMフリーのホームルーター(中古なら数千円〜)
方法①:スマホのテザリングで家のWi-Fiにする
一番手軽な方法です。スマホをWi-Fiの親機にして、パソコンやタブレットをつなぐだけ。追加の機械はいりません(0円)。
iPhoneの場合
- 設定アプリを開く
- 「インターネット共有」をタップ(見当たらなければ「モバイル通信」の中にあります)
- 「ほかの人の接続を許可」をONにする
- 表示された「”Wi-Fi”のパスワード」を確認(自分の好きな文字に変更も可)
- パソコンやタブレット側で、そのiPhoneの名前のWi-Fiを選び、パスワードを入力すれば完了
Androidの場合(機種で名称が少し違います)
- 設定 → 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「アクセスポイントとテザリング」(または「テザリング」)を選ぶ
- 「Wi-Fiテザリング」をONにする
- 表示されるネットワーク名とパスワードを確認し、他の端末からつなぐ
テザリングの注意点
・親機のスマホはバッテリーを多く消費します。長時間使うなら充電しながらが安心。
・つけっぱなしの常時利用には向きません(発熱・電池)。その場合は次のホームルーターがおすすめ。
・楽天の通話アプリ「Rakuten Link」は、テザリング中でも親スマホでそのまま使えます。
裏ワザ:余ったスマホを“据え置きテザリング機”にする
使わなくなったスマホに楽天SIMを入れ、充電器に挿しっぱなしでテザリングONにしておけば、実質ホームルーターの代わりになります。眠っているスマホがあれば、追加費用ほぼ0円で家のWi-Fiが完成します。
方法②:SIMフリーのホームルーターに楽天SIMを挿す
家族で使う・つけっぱなしにしたいなら、専用のホームルーターが快適です。コンセントに挿して置いておくだけで、家中にWi-Fiが飛びます。
用意するもの
「契約型はダメと言ったのに?」と思った人へ
ここで使うのは“端末(箱)だけ”です。新規契約はしません。中古で安く買った箱に、自分の楽天SIMを挿すだけ。だから——高い端末代(7万円)も、解約時の残債も、◯年縛りも発生しません。「契約型ホームルーターはダメ/中古の箱を自分のSIMで使うのはOK」という違いです。
おすすめの機種(中古が狙い目)
| 機種 | 中古の目安 |
|---|---|
| ドコモ home 5G HR024Gが安定。中古でも手に入りやすく、普段使いに十分 | 約7,000〜9,500円 |
| WiMAX L11 / L12一番安く始めたい人向け(4G中心) | 約3,000〜6,000円 |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L135Gも使いたい人向け(楽天5Gエリアで速い) | 約1万円前後 |
※中古価格はフリマアプリ等の目安です。あくまで“端末のみ”を購入し、契約はしません。
楽天SIMを挿して設定する手順
- 中古端末は初期化する:本体のリセットボタンを、SIMピンなどで10〜15秒長押し(前の人の設定を消すため)
- 楽天SIMの準備:PINロックをかけている場合は事前に解除。MNPやSIM再発行のときは「開通手続き」を済ませておく
- SIMを正しい向きで挿入し、ルーターの電源を入れる
- パソコンやスマホを、そのルーターのWi-Fiにつなぐ
- ブラウザで管理画面を開く(例:home 5Gなら http://web.setting/。機種で異なります)
- APN設定でプロファイルを追加:名前は「楽天」、APNは「rakuten.jp」
- 作ったプロファイルにチェックを入れて「適用」(←ここを忘れる人がとても多いので注意!)
- 再起動して、インターネットにつながるか確認すれば完了
つまずきやすいポイント
・楽天回線エリアか必ず確認を。楽天の「my 楽天モバイル」アプリのエリア確認で、自宅がBランク以上かを目安に(エリア外だと使えません)。
・機種によって管理画面のURLや設定場所が違います。うまくいかない時は「(機種名)APN 設定」で検索を。
・5G非対応の中古機種は4Gのみ。普段使いは十分ですが、FPS等のガチ対戦ゲームは遅延が出るので光回線が無難です。
テザリング vs ホームルーター どっちがいい?
| 項目 | スマホのテザリング | SIMフリーホームルーター |
|---|---|---|
| 手軽さ | ◎ 追加の機械いらず | ◯ 機材を用意する |
| 費用 | 0円 | 中古 数千円〜 |
| つけっぱなし | △ 電池・発熱が心配 | ◎ 挿しっぱなしOK |
| 同時接続 | △ 数台まで | ◎ 家族でも余裕 |
| 向いている人 | 単身・たまに使う | 家族・毎日つかう |
よくある質問(猫がお答えします)






まとめ:大容量SIMがあれば、家のWi-Fiは自分で作れる
契約型ホームルーターを高いお金で契約しなくても、大容量SIM+テザリング、または大容量SIM+中古のSIMフリーホームルーターで、家のWi-Fiは安く用意できます。手軽さならテザリング、家族や常時利用ならホームルーター。どちらも「契約の縛り」なしで、毎月の固定費をぐっと下げられます。
「そもそも自分は光回線とSIM、どっちが合う?」が気になったら、自宅ネット回線まる分かり診断でチェック。スマホ代そのものを見直すなら通信プランまる分かり診断もどうぞ。
※本記事は固定費の見直しを応援する一般的な情報提供です。設定手順・対応機種・料金・提供エリアは2026年6月時点の情報をもとにしており、変更される場合があります。中古端末の購入や設定は自己責任で行い、対応バンドや楽天回線エリアを事前にご確認ください。

