前回の記事「日本に“いいFP”がほとんどいない理由」で、いちばん確実なお金の守り方は「自分が自分のFPになること」だとお伝えしました。この記事は、その具体的な第一歩=FP3級を独学で取る方法を、まるごと解説する“実践編”です🐾 難しそう? お金がかかりそう? ——大丈夫。FP3級は、正しい教材(しかも無料)で、正しい順番で進めれば、独学でしっかり合格を狙える資格です。
先に結論:FP3級は“無料&独学”でいける
- ◎FP3級は独学で十分合格できる。合格率は例年7〜9割前後と高く、誰でも受検OK(実務経験も不要)。お金の勉強の“いちばん最初の入口”です
- ◎高いテキストや講座は不要。インプットは無料動画「ほんださん/東大式FPチャンネル」が群を抜いて分かりやすく、面白い。丸暗記が苦手な人でも“なぜ”から腹落ちできます
- ◎アウトプットは無料の「過去問道場(FP道場)」。スマホでひたすら過去問を解ける定番サイト。インプット→アウトプットをぐるぐる回すのが最短ルートです
- ◎得られるのは一生モノの“お金の最強防御知識”。保険・投資・税金の基本が分かると、「この提案は相手が儲かるやつだ」と自分で見抜ける“カモられない体”になれます
① そもそもFP3級ってどんな資格?
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、家計・保険・年金・投資・税金・不動産・相続といった“暮らしのお金”を総合的に扱う専門知識です。その入門にあたる国家資格がFP3級。特別な受検資格はなく、誰でも挑戦できます🐾
FP3級で学ぶのは、この6分野。まさに“人生のお金の地図”です。
①ライフプランニングと資金計画(年金・社会保険・住宅ローンなど)
②リスク管理(保険)
③金融資産運用(投資・NISA・iDeCoなど)
④タックスプランニング(税金)
⑤不動産
⑥相続・事業承継
- 難易度はやさしめ…合格率は例年学科・実技とも7〜9割前後。しっかり過去問をやれば、初学者でも十分に狙えます
- 通年いつでも受検できる…現在はCBT方式(パソコン試験)で随時受験が基本。自分のペースで日程を決められます(※最新の実施方式・日程は公式でご確認ください)
- 試験は「学科」+「実技」…どちらもマークシート(CBT)形式。難問・奇問は少なく、“基本の反復”がそのまま点になるタイプの試験です
つまりFP3級は、「お金の全体像を、体系的に・最短で・安く」学べる、コスパ最強の入口。バラバラに調べて不安になるより、一度この“地図”を頭に入れてしまうほうが、ずっと早くて確実です🐾
② なぜ「FP3級」を取るべきなの?
「資格そのもの」より、勉強の過程で身につく“一生モノの知識”にこそ、いちばんの価値があります🐾
- “カモられない体”になる…保険・投資・税金の基本が分かると、「あ、これは相手が儲かる商品だ」と自分で見抜けるように。“いいFP”がいない理由で書いた「無料相談のワナ」も、知識があれば怖くありません
- 家計にすぐ効く…学んだ翌日から、保険の見直し・NISAの設定・ふるさと納税・控除の活用など、実生活のお金の判断がラクになります
- “丸投げ”から卒業できる…誰かの「おすすめ」に不安なまま従うのではなく、自分の頭で判断できる。これが「自分が自分のFPになる」の、いちばん強い形です
- 一生使える&家族も守れる…お金の知識は、景気にも会社にも左右されない“自分だけの資産”。自分だけでなく、家族のお金も守れるようになります
③【王道】FP3級の勉強法は、たった2ステップ
むずかしく考える必要はありません。合格までの道のりは、「インプット」→「アウトプット」をぐるぐる回すだけ。しかも、どちらも“無料”でそろえられます🐾
STEP1:インプットは「ほんださん」で
まずは全体像を頭に入れます。ここでおすすめなのが、YouTubeの「ほんださん/東大式FPチャンネル」🐾 数あるFP解説動画のなかでもクオリティが群を抜いて高く、しかも面白いので、飽きずに最後まで走りきれます。難しい制度も“なぜそうなるのか”から腹落ちさせてくれるので、丸暗記が苦手な人にもぴったり。テキストを買わなくても、この動画をひたすら観るだけで、FP3級の土台はしっかり作れます(→ ほんださん/東大式FPチャンネル(YouTube))。
STEP2:アウトプットは「FP道場(過去問道場)」で
インプットしたら、すぐに問題を解いて“定着”させます。ここで使うのが、無料の過去問演習サイト「FP3級 過去問道場(=通称・FP道場)」🐾 スマホで過去問をひたすら解けるうえ、一問ごとに丁寧な解説つき。間違えた問題だけ復習する機能もあり、これだけで“アウトプットの9割”がまかなえます。動画で“分かった”を、過去問で“解ける”に変える——ここがいちばん大事です(→ FP3級ドットコム/過去問道場)。
合言葉は、「ほんださんでインプット、FP道場でアウトプット」🐾 この2つをぐるぐる往復するだけで、テキスト代ゼロでも合格レベルに届きます。大事なのは、“分かったつもり”で止めず、必ず過去問で手を動かすこと。分野を1つ観たら、その分野の過去問をすぐ解く——このリズムがいちばん伸びます。
④ 具体的なスケジュールの目安
合格に必要な勉強時間は、ざっくり80〜100時間ほどが目安(もともとお金に触れている人なら、もっと短くてもOK)。ライフスタイルに合わせて、たとえばこんなペースです🐾
平日30分+休日2時間ペースで、1〜2か月。まず動画で6分野をざっと1周 → 分野ごとに過去問 → 2周目で弱点つぶし。
【約2〜4週間・短期集中コース】
1日1.5〜2時間とれるなら、2〜4週間でも十分。動画は1.25〜1.5倍速で回し、とにかく過去問の反復に時間を割くのがコツです。
- 「完璧」を目指さない…FP3級は6割で合格のことが多い試験。満点狙いより、過去問で7割安定を目標にすると、気持ちがラクです
- スキマ時間を過去問に…通勤・待ち時間・寝る前の10分。スマホで過去問道場を1問でも——この積み重ねが効きます
- 苦手分野は動画に戻る…過去問で間違えたら、その分野の動画をもう一度。“行ったり来たり”が正解です
⑤ 受検の申し込み・当日の流れ(かんたんに)
FP3級は、日本FP協会またはきんざい(金融財政事情研究会)のどちらかで受検します。現在はCBT方式(会場のパソコンで受験)で通年実施が基本で、公式サイトから日時・会場を選んで申し込みます🐾
ざっくりの流れ:①公式サイトで受検予約(学科・実技)→ ②受検料を支払い(学科・実技あわせて8,000円ほど)→ ③当日、会場のパソコンで受験 → ④多くの場合その場で結果がわかります。※受検料・実施方式・合否発表の方法は改定されることがあります。申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
⑥ 合格したら、どう活かす?
FP3級は“ゴール”ではなく“スタート”🐾 学んだ知識は、その日から実生活で使えます。
- 保険を見直す…「本当に必要な保険」だけに絞る。多くの人は火災保険・対人対物無制限の自動車保険・(家族がいるなら)掛け捨ての生命保険でOK(→ 必要な保険はこの3つだけ / 入ってはいけない保険リスト)
- NISAを始める・整える…投資はまずNISAでインデックス積立から。オルカンやS&P500の低コスト投信をコツコツと(→ NISA積立シミュレーターで未来を試算)
- 税金・控除を活用…ふるさと納税・医療費控除・iDeCoなど、知っている人だけが得をする制度を使いこなせるように
- 「FP2級」は“基本は不要”…お金の自衛が目的なら3級で十分です。2級は仕事で使う人・もっと深めたい人だけでOK。ここまで来れば、あなたはもう立派な“自分のFP”です(→ 「FP2級」がいらない理由|“知識は1あれば十分”理論)🐾
まとめ
- FP3級は独学&ほぼ無料で合格できる。合格率は例年7〜9割前後、誰でも受検OKの“お金の入門資格”
- 勉強法は2ステップだけ——インプットは無料動画「ほんださん」、アウトプットは無料の「過去問道場(FP道場)」をぐるぐる回す
- 目安は80〜100時間。「完璧」より「過去問で7割安定」を目標に、スキマ時間で過去問の反復を
- 得られるのは一生モノの“お金の最強防御知識”。保険・NISA・税金を自分で判断でき、“カモられない体”になれる
- これが、“いいFP”がいない日本で、いちばん確実な自衛策=「自分が自分のFPになる」の第一歩です🐾
お金の知識は、一生モノの“自衛スキル”。誰かに丸投げするのではなく、まずは自分の手で、地図を1枚もっておく。その第一歩に、FP3級はぴったりです🐾 お金の全体像を一本道で学ぶならFIRE達成への羅針盤もどうぞ。
よくある質問(猫がお答えします)










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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の資格取得・学習教材・外部サービスの利用を保証・強制するものではありません。紹介した外部サイト・動画は執筆時点の情報にもとづく参考例であり、内容・運営はそれぞれの提供者に帰属します。試験制度・受検料・実施方式・合格基準などは変更される場合があるため、受検の前には必ず日本FP協会・きんざい等の公式サイトで最新情報をご確認ください。学習の成果や合否を保証するものではありません。

