「投資を始めたいけど、まず何を読めばいい?」——そんな人に、独立系FPの私(FPねこ)が、資産形成・投資の勉強に本当に役立つ本を15冊厳選しました。数十万円の高額な投資スクールに通わなくても、投資の本質は良書を数冊読めば十分に身につきます。まずはこのリストから、気になった1冊をどうぞ。各書籍のくわしい要約・読みどころは、順次このページから個別記事へリンクしていきます🐾

本の選び方・読む順番
- ◎最初の1冊は「難しいことはわかりませんが〜」か「ほったらかし投資術」がやさしくおすすめ
- ◎続けるメンタルを鍛えるなら「サイコロジー・オブ・マネー」「JUST KEEP BUYING」
- ◎理論・王道を深めるなら「インデックス投資は勝者のゲーム」「ウォール街のランダム・ウォーカー」
資産形成に役立つ本15選【一覧】
気になった本のタイトルで検索すれば、書店や電子書籍でも手に入ります。要約記事は順次公開予定です。
1インデックス投資は勝者のゲーム
ジョン・C・ボーグル世界初のインデックスファンドを作った“バンガードの創業者”ボーグルが、生涯をかけて説いた王道のバイブル。主張はシンプルで「市場全体を、できるだけ低コストで買い、ひたすら長期保有せよ」。ファンドの手数料や売買のたびのコストが、長い年月で複利の足を引っ張り、リターンを大きく削る——その“コストの魔物”を、データと辛口の語り口で容赦なく暴きます。派手な銘柄選びやタイミング投資を追いかけるほど、平均(オルカン/S&P500)に負けていく。なぜ普通の人こそ市場平均を買うのが最も賢いのか、その理由が芯から腹落ちする一冊です。
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3敗者のゲーム
チャールズ・エリステニスでアマチュアが勝つのは“自分のミスを減らした人”——この比喩を投資にあてはめ、「投資は良い手を打つより、大きなミスをしない人が勝つ“敗者のゲーム”だ」と説きます。プロのファンドマネジャーですら市場平均に勝ち続けるのは至難。ならば一般の私たちは、無理に勝とうとせず“負けない”インデックス戦略を淡々と続けるのが正解だと教えてくれます。薄くて文章も平易なので数時間で読み切れるのに、読後の納得感は抜群。投資で焦って動きたくなったときに読み返したい、お守りのような名著です。
📖 こんな人に:“勝とう”として失敗しがちな人
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4投資の大原則
バートン・マルキール&チャールズ・エリス上で紹介した二大名著『ランダム・ウォーカー』と『敗者のゲーム』、その著者2人が手を組んで「結局これだけやればいい」を凝縮した、ぜいたくな入門書です。分散する・コストを抑える・税制優遇口座を使う・感情で売買せず自動で積み立てる——普遍の原則が、ムダなくコンパクトにまとまっています。2冊の大著を読む時間がない人でも、これ一冊でエッセンスをまるごと吸収できる“要点だけの決定版”。最初に読んでも、復習に読んでも効く一冊です。
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5サイコロジー・オブ・マネー
モーガン・ハウセル「お金で成功できるかどうかは、頭の良さではなく“行動と心理”で決まる」——そう言い切る世界的ベストセラー。20の短い物語を通して、お金にまつわる人間の心のクセを描きます。コツコツ貯めた普通の人が大きな資産を残し、高収入のエリートが破産する。その分かれ目はどこにあるのか。リターンより“市場に居続けること”がいかに大切かを教えてくれます。数式やチャートはほとんど出てこず、読み物として一気に読めるのに、投資との向き合い方が静かに変わる。テクニックの前に“心構え”を整えたい人に最適です。
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6JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
ニック・マジューリタイトルの通り「ただ買い続けろ(JUST KEEP BUYING)」を、感覚論ではなく徹底したデータ分析で証明していく一冊。著者は元データサイエンティストです。「まとまったお金は一括投資すべき?それとも分けて積み立て?」「いくら貯めて、いくら使っていい?」「下落が怖いときどうする?」——誰もがモヤモヤする疑問に、過去データを根拠にした明快な“答え”を返してくれます。貯蓄と投資のバランス、収入を増やす考え方まで網羅。なんとなくではなく、数字で背中を押されたい人にぴったりです。
📖 こんな人に:感覚でなくデータで納得したい人
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8難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください
山崎元・大橋弘祐「投資って言葉を聞くだけで身構えてしまう」——そんな超初心者のために、お金の知識ゼロの聞き手が、辛口の専門家・山崎元さんに素朴な疑問をぶつけていく対話形式の入門書です。保険・銀行・証券の窓口で勧められる商品の“ウラ側”もズバッと斬りつつ、結論は一貫して「手数料の安いインデックスファンドを1本、コツコツ買えばいい」。難しい専門用語はとことん噛み砕かれ、笑いながらスラスラ読めるのに、終わるころには“何を買えばいいか”が分かっている。投資の「最初の1冊」として一番に挙げたい良書です。
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9ジェイソン流お金の増やし方
厚切りジェイソン「Why Japanese people!?」でおなじみのお笑い芸人にして、IT企業の役員でもある厚切りジェイソンさんが、自身の“倹約+投資”の哲学を語った一冊。軸は2つだけ。徹底的にムダな支出を削り、浮いたお金を米国株インデックス(VTIなど)に淡々と積み立てる。コンビニや自販機を使わない、といった等身大の節約術もたっぷりで、「お金を貯める→投資に回す」の流れが具体的にイメージできます。投資を“特別なこと”ではなく“生活習慣”として根づかせたい人に、明るく背中を押してくれる本です。
📖 こんな人に:節約と投資をセットで学びたい人
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12バビロン大富豪の教え
ジョージ・S・クレイソン100年近く前に書かれ、今も読み継がれるお金の“原典”。古代都市バビロンを舞台にした物語形式で、時代が変わっても色あせない蓄財の知恵を授けてくれます。「収入の10分の1を、まず自分のために貯めよ」「欲望に優先順位をつけよ」「貯めたお金に働かせよ」——語られる7つの教えは、どれも投資以前の“お金の土台”そのもの。物語仕立てで一気に読め、マンガ版も大ヒット。何から始めればいいか分からない人が、お金との付き合い方の“型”を身につける最初の一冊に最適です。
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13マネーの公理
マックス・ギュンター金融大国スイスの投資家たちのあいだで受け継がれてきた、12の「公理」と16の「副公理」をまとめた異色の一冊。リスクとどう向き合うか、いつ利益を確定し、いつ損切りするか——相場の“心理”と“引き際”の哲学が語られます。「分散しすぎるな」など、当サイトが王道とするインデックス投資(広く分散・長期保有)とは方向性の違う主張も含まれるので、これは“答え”ではなく投資家心理を考える読み物として楽しむのがおすすめ。なぜ人は高値で買い、安値で売ってしまうのか。自分の心のクセを客観視するきっかけをくれます。
📖 こんな人に:リスクと相場心理を深く考えたい人
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14THE WEALTH LADDER(ウェルス・ラダー)
ニック・マジューリ『JUST KEEP BUYING』の著者マジューリによる話題作。資産額には“階段(ラダー)”があり、ステージが上がるごとに最適なお金の戦略は変わる——という新しい視点を提示します。資産が少ないうちは「収入を増やすこと」が最優先だが、資産が育ってくると「上手に運用し、減らさないこと」へと重心が移っていく。各ステージで何に集中すべきかが、データとともに整理されています。「自分は今どの段階にいて、次に何をすべきか」を客観的に把握したい人に、現在地と次の一歩を示してくれる地図のような一冊です。
📖 こんな人に:資産ステージ別の戦略を知りたい人
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15お金のむこうに人がいる
田内学元ゴールドマン・サックスのトレーダーである著者が、「お金とは何か」をやさしく問い直す、一風変わったお金の本。増やし方やリターンのテクニックではなく、「お金を払うと、その向こうには必ず働く“誰か”がいる」「社会全体で見れば、お金は消えずにめぐっている」といった、お金の“本質”そのものに光を当てます。読むうちに、お金は目的ではなく、人や社会とつながるための道具だと気づかされ、“何のために資産を増やすのか”という根っこの問いが見えてくる。数字に疲れたときに効く、視野が広がる一冊です。
📖 こんな人に:お金の意味を根っこから考えたい人
Amazonで探すまとめ|高額スクールより、まず良書を数冊
投資の知識は、数十万円のスクールに払わなくても、この15冊のうち数冊を読めば十分に身につきます。浮いたお金こそ、新NISAの元手に。本で学び、淡々と積み立てる——これが遠回りなようで、いちばんの近道です🐾
🐾 本で学んだら、実践は新NISAで
知識を入れたら、あとは行動あるのみ。新NISAでオルカン/S&P500を積み立てるだけで、本で学んだ「長期・分散・低コスト」を実践できます。始め方やおすすめ商品は新NISA完全ガイドへ。迷ったら無料でFPねこに相談も。


