楽天証券のNISAで買うべき投資信託は?初心者におすすめの銘柄を積立ランキング上位12本から独立系FPが解説【2026年】

新NISA
★ 結論、楽天証券で新NISAデビューするなら、まず選ぶのは「オルカン」か「S&P500」の2択でOK。どちらも信託報酬が業界最安級・純資産も最大級の“2大横綱”で、初心者はこの1本を積み立てておけば十分です。「楽天・プラス」シリーズも中身はほぼ同じ超優良ですが、純資産と実質コストでeMAXIS Slimにごくわずかに譲る、というのが正直なところ。FANG+・TOPIX・日経平均・除く日本などは“目的がある人向け”で、まず選ぶ必要はありません。土台はあくまで全世界(オルカン)か米国(S&P500)の1本から。

楽天証券の口座を開設して、いざNISAで積立設定をしようとしたら——「投資信託がありすぎて、どれを買えばいいのか分からない…」と手が止まっていませんか?画面に出てくる「買付ランキング」を見ても、似た名前のファンドがずらり。この記事では、2026年7月の楽天証券・積立投資枠 買付ランキング上位12本を、独立系FPが1本ずつ・やさしく解説します。先に言ってしまうと、迷ったら上位2本(オルカン・S&P500)でOK。その理由と、他の10本を選ぶべき人まで、まるっと整理していきます🐾

先に結論

  • 迷ったらランキング上位の「オルカン」か「S&P500」の2択でOK。どちらも信託報酬が最安級・純資産も最大級の“横綱”で、これ1本を積み立てるだけで世界/米国にまるごと分散できます
  • 「楽天・プラス」シリーズも中身はほぼ同じで超優良。楽天ポイント派の有力な選択肢。ただし純資産の規模と実質コスト(隠れコスト)の実績で、eMAXIS Slimに“ごくごく僅かに”譲るのが現状です
  • FANG+・TOPIX・日経平均・除く日本などは、はっきりした目的がある人向け。初心者がまず選ぶ必要はありません。土台は全世界か米国の1本にして、これらは“わかったうえで足す”のが正解です

【2026年7月】楽天証券・積立投資枠 買付ランキング(上位12本)

まずは、実際に楽天証券で多くの人が積み立てている買付ランキングを見てみましょう。下の表の赤枠で囲った上位2本(オルカン・S&P500)——これが「迷ったらコレ」の答えです🐾

順位ファンド名/愛称資産クラス信託報酬
(税込)
純資産
(億円)
1位👑eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)オルカン⭕ 買うならコレ全世界株式0.05775%131,332
2位👑eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)⭕ 買うならコレ米国株式0.0814%126,137
4位楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド楽天・プラス・オールカントリー全世界株式0.0561%9,584
5位楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド楽天・プラス・S&P500米国株式0.077%11,563
6位楽天・全米株式インデックス・ファンド楽天・VTI米国株式(全体)0.162%26,652
8位iFreeNEXT FANG+インデックス米国ハイテク約10社0.7755%13,272
10位eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)日本株式(TOPIX)0.143%7,521
11位楽天・全世界株式インデックス・ファンド楽天・VT全世界株式0.178%9,195
12位eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)日本株式(日経225)0.143%4,987
13位楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド楽天・プラス・日経225日本株式(日経225)0.132%972
15位eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)全世界株式(除く日本)0.05775%12,265
16位eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)先進国株式(除く日本)0.09889%13,630

▲ 出典:楽天証券「積立投資枠 買付ランキング」(2026年7月14日時点・全銘柄対象)。赤枠の上位2本(オルカン・S&P500)が、迷った初心者がまず選ぶべき“2大横綱”です🐾
※信託報酬・純資産は変動します。3位・7位・9位・14位などは同種の重複や対象外のため本記事では上位12本を抜粋しています。

大前提:投資信託は“何本も買う必要はありません”。ランキングに12本あっても、初心者が選ぶのは基本1本(多くても2本)でOK。1本の中に何百〜何千社も入っているので、それ自体がもう“究極の分散”。あれこれ足すほど中身が重なって、管理が面倒になるだけなんだにゃ。

買付ランキング上位12本を1位から順に解説

ここからは、買付ランキングを1位から順番に、独立系FPが1本ずつ解説していきます。まずは“2大横綱”のオルカンとS&P500から🐾

1位

eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)

◎ 最有力候補

通称「オルカン」。これ1本で世界約47カ国・約2,900社にまるごと投資できる、全世界株式の代表選手です。信託報酬は年0.05775%(税込)と業界最安級、純資産は13兆円超とダントツの規模。実際に運用してみて差し引かれる“隠れコスト込みの実質コスト”も低水準で安定しています。「どの国が伸びるか読めないから、世界全部を持っておく」——迷ったらまずコレ、と言い切れる1本です🐾

2位

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

◎ 最有力候補

アメリカを代表する約500社にまとめて投資する、米国株式の王道。GAFAMをはじめ世界を動かす企業がずらり。信託報酬年0.0814%(税込)、純資産12兆円超とオルカンと並ぶ二大巨頭です。オルカンとの違いは「世界全体か、アメリカ集中か」だけ。「今後も世界の中心はアメリカ」と思うならS&P500、「それも読めないから全部」ならオルカン。どちらを選んでも“正解”です。ただし米国集中ぶん値動きはやや大きく、過去の好成績は将来を保証しません🐾

その前に…新NISAの「枠」の使い方は大丈夫?

オルカンもS&P500も、新NISAのつみたて投資枠で非課税のまま積み立てられます。制度の全体像と始め方はこちらで総ざらい。

新NISAの始め方・全体像を見る →
4位

楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド

◯ 超優良(楽天ポイント派に)

中身はオルカンとほぼ同じ全世界株。信託報酬は年0.0561%と、なんと数字上はオルカンより気持ち安いくらい。ではなぜ2番手かというと、純資産がまだ小さめで運用実績が浅く、「実質コスト(隠れコスト)」が読みにくいから。表向きの信託報酬が安くても、実際に運用すると差し引かれる細かなコストがどうなるかは、規模と歴史のあるeMAXIS Slimのほうが安心材料が多い、というのが正直なところ。差は“ごくごく僅か”。楽天ポイント還元を活かしたい人なら十分アリな選択です🐾

5位

楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド

◯ 超優良(楽天ポイント派に)

こちらはS&P500版の楽天・プラス。信託報酬年0.077%。中身はeMAXIS Slim S&P500とほぼ同じ米国500社です。上のオルカン版とまったく同じ理由で、純資産・実質コストの実績という点でeMAXIS Slimにごく僅かに譲るだけ。楽天経済圏で投資も揃えたい人には好選択。中身で選んでいる限り、大きな失敗にはなりません🐾

6位

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)

◯ 優良(持っているなら売らなくてOK)

米国株“全体”約4,000社に投資(S&P500より小型株まで広くカバー)。バンガードの人気ETF「VTI」に連動する、新NISA以前は大人気だった名作です。今はS&P500やオルカンが手軽に買えるようになったので、あえてこれを選ぶ理由は見つけにくいのが本音。でも商品自体は優良で、すでに持っているなら売る必要はまったくありません。信託報酬は年0.162%とやや高め🐾

8位

iFreeNEXT FANG+インデックス

△ 上級者のサテライト向き

NVIDIA・アップル・メタなど、米国のハイテク“約10社だけ”に集中投資する、とがったファンド。上昇局面の爆発力は魅力ですが、たった10社に集中&信託報酬は年0.7755%と高コストで、値動きもかなり激しいのが特徴です。良い商品ではあるものの、心穏やかにコツコツ長期投資したい初心者には、正直S&P500のほうがおすすめ。「刺激と上振れを狙いたい」上級者が、土台とは別に少額で持つ“サテライト”向きです🐾

10位

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

◯ 日本に賭けたい人には最有力

日本の上場企業約2,000社にまるごと投資できる、日本株の王道インデックス。「これから日本が成長する」と思う人には最有力候補です。ただし注意点が1つ——オルカンにも日本は約5%含まれています。すでにオルカンを積み立てている人は、あえてTOPIXを足さなくてもいいかも。「日本を厚めにしたい」という明確な意思がある人向けの1本です。信託報酬は年0.143%🐾

11位

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)

◯ 優良(持っているなら売らなくてOK)

バンガードの「VT」に連動する全世界株。役割はオルカンとほぼ同じで、6位の楽天・VTIと並ぶ新NISA前の名作。今となっては純資産・コスト面でeMAXIS Slimオルカンにやや譲るため、これから“あえて”新規で選ぶ必要は薄めです。ただし持っているなら売らなくてOK。信託報酬は年0.178%🐾

12位

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

△ 日本“全体”ならTOPIXが無難

日経平均(225銘柄)に連動。名前は“日本代表”のイメージですが、実際は値がさの半導体株などの影響が大きく、中身が偏りがち日本“全体”に広く投資したいなら、より分散の効いたTOPIXのほうがおすすめです。「半導体を含むハイテク寄りの日本株がいい」という狙いがあるなら選択肢に。信託報酬は年0.143%🐾

13位

楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド

△ 日経225の楽天版(同上)

日経225に連動する楽天・プラス版。信託報酬は年0.132%とこの中では低め。ただし指数そのものが半導体などに偏りやすい点は上の日経平均ファンドと同じ。日本全体に広く投資したいならTOPIX系を検討を。楽天ポイント派で日経225を狙いたい人向けです🐾

15位

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

△ 目的がある人だけでOK

オルカンから日本(約5%)を除いた全世界株。「日本の個別株をすでに別で持っている」「日本はこれから伸びないと思う」「給料など資産の大半が日本円だから、投資は日本以外に振りたい」——そんなはっきりした理由がある人には合うかも。ただし個人的には、わざわざ日本を除く必要はないと思っています(日本比率は5%程度なので、外しても影響は小さい)。信託報酬は年0.05775%🐾

16位

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)

△ 目的がある人だけでOK

先進国株から日本を除いた版。上の「全世界(除く日本)」との違いは、こちらは新興国も含まない(先進国だけ)という点です。選ぶ理由は上とほぼ同じで、日本+新興国を外して先進国だけに絞りたい人向け。分散の観点では全世界のほうが広く、初心者があえてこれを選ぶ場面は多くありません。信託報酬は年0.09889%🐾

結局どれを選ぶ?タイプ別・早わかり

  • とにかく迷っている・王道でいきたいオルカン(世界まるごと1本)
  • アメリカの成長に賭けたいS&P500
  • 楽天ポイントを最大限活かしたい楽天・プラス・オールカントリー / S&P500(中身はほぼ同じ)
  • 日本の成長に賭けたいTOPIX(オルカン保有者は足さなくてもOK)
  • 刺激と上振れを狙う上級者FANG+を“サテライト”で少額
  • 昔ながらのVTI・VTを持っている売らずにそのまま保有でOK

よくある質問(猫がお答えします)

質問
オルカンとS&P500、結局どっちを買えばいいの?
どちらも“正解”だから、そこで悩みすぎなくて大丈夫だにゃ🐾 ざっくり言うとS&P500=アメリカに集中/オルカン=世界に分散。「これからもアメリカが世界の中心」と思うならS&P500、「どの国が伸びるか読めないから全部持つ」ならオルカン。迷ったら、より分散が効いて“ほったらかし”しやすいオルカンが無難だにゃ。
FPねこ
質問
eMAXIS Slimと楽天・プラス、そんなに違うの?
ほとんど違わないにゃ🐾 中身の指数は同じで、表向きの信託報酬はむしろ楽天・プラスが気持ち安いくらい。差が出るのは純資産の規模と「実質コスト(隠れコスト)」の実績。歴史と規模のあるeMAXIS Slimのほうが実質コストが安定して読める、という“ごく僅かな安心料”の差だにゃ。楽天ポイントを取りにいくなら楽天・プラスでも十分だにゃ。
FPねこ
質問
12本もあるけど、全部は買えない。何本まで買っていいの?
基本は1本でOK、多くても2本にしておくのがおすすめだにゃ🐾 オルカンやS&P500は1本の中に何百〜何千社も入っているから、それ自体がもう“究極の分散”。あれこれ買い足すと中身が重なって、管理が面倒になるだけ。「土台1本+(欲しければ)サテライト少し」くらいがちょうどいいにゃ。
FPねこ
質問
昔つみたてNISAで買った楽天VTI(やVT)を持ってる。売るべき?
売らなくて大丈夫だにゃ🐾 どちらも優良な名作ファンドで、持ち続けても何も問題ない。新NISAでこれから“新規で”積み立てるなら、より低コスト・大規模なオルカンやS&P500が候補になるけれど、すでにある分をわざわざ売ると、利益に課税されたり非課税枠を無駄づかいしたりすることもある。基本はそのまま保有でOKにゃ。
FPねこ
質問
つみたて投資枠と成長投資枠、どっちで買えばいいの?
インデックスをコツコツ積み立てるなら、まずはつみたて投資枠から使うのが王道だにゃ🐾 オルカンやS&P500はどちらの枠でも買えるけど、年間120万円のつみたて投資枠を優先して埋め、それでも余力があれば成長投資枠でも同じファンドを積み増す——これがシンプルで失敗しにくい順番だにゃ。
FPねこ

まとめ

  • 楽天証券で新NISAデビューするなら、まずは「オルカン」か「S&P500」の2択でOK(買付ランキング上位2本=2大横綱)
  • 「楽天・プラス」シリーズも中身ほぼ同じの超優良。純資産・実質コストでeMAXIS Slimにごく僅かに譲るだけ。楽天ポイント派はこちらでも十分
  • VTI・VTは新NISA前の名作。あえて新規で選ぶ必要は薄いが、持っているなら売らなくてOK
  • FANG+は10社集中の高コストでハイリスク・ハイリターン。初心者はS&P500が無難、上級者のサテライト向き
  • TOPIX/日経平均/除く日本は目的がある人向け。土台は全世界か米国の1本にして、これらは“わかったうえで足す”
  • 買い方は新NISAで・積立で・長期で。本数は基本1本(多くても2本)で十分🐾

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※本記事は2026年7月時点の一般的な情報提供であり、特定の投資信託・商品の売買を推奨するものではありません。掲載の順位・信託報酬・純資産などの数値は楽天証券「積立投資枠 買付ランキング」(2026年7月14日時点)にもとづく概数で、日々変動します。投資にはリスクがあり、インデックスファンドも短期では元本割れし得ます。過去の実績は将来の成果を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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