車は本来、買った瞬間から価値が下がっていく“金食い虫”。でも生活に必要なら、リセールバリュー(数年後に売れる価格)が高い車を選ぶだけで、「本当の出費」をぐっと小さくできます。この記事では、2026年6月時点でリセールが高く、しかもコスパの良い車を第10位から第1位までカウントダウンで発表します。「高く売れる=持っている間の実質コストが安い」——FPねこの視点でやさしく解説します。
- 人気車種を選ぶ:中古需要が厚い車は値崩れしにくい(=ランキングの車)
- 人気色・人気グレードにする:白・黒、売れ筋グレードはリセールが数十万円変わる
- 状態を保つ:過走行・修復歴・喫煙・ペット臭は査定を大きく下げる
先に結論
- ◎車の本当のコストは「買った値段 − 売った値段」。リセールが高い車ほど、実質の所有コストが安い
- ◎コスパ重視の“庶民の高リセール”ならジムニー・ヤリスクロス・ハスラー・N-BOXあたりが鉄板
- ✕値引きの渋い人気車は買値も高い。「高く売れる」だけで飛びつかず、買値とのバランスで判断を
そもそもリセールバリューとは?なぜ大事?
リセールバリューとは、買った車を数年後に手放すときに、どれくらいの価格で売れるかを表す指標です(新車価格に対する割合=残価率で見ます)。たとえば300万円で買った車が3年後に……
| 残価率40%の車 | 残価率80%の車 | |
|---|---|---|
| 3年後の売却額 | 120万円 | 240万円 |
| 3年間の実質コスト | 180万円 | 60万円 |
同じ価格で買っても、3年間の“本当の出費”が3倍違うこともあります。車選びでリセールを意識するだけで、家計へのダメージを大きく減らせるのです。
【2026年6月版】リセールの高い車 ランキング(第10位→第1位)
残価率の高さに、流通量・実用性・買いやすさ(コスパ)を加味してランキングしました。コスパ◎は「車両価格が手頃なのに値落ちしにくい」おすすめ枠です。さあ、第10位から発表します🥁
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第10位ホンダ N-BOX(カスタム)コスパ◎
写真:TTTNIS / CC0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:約174万〜248万円(無印 174万〜203万円/カスタム 192万〜248万円)軽自動車の販売台数No.1。圧倒的な人気で中古市場の需要も厚く、値崩れしにくい定番。初めての一台にも安心です。
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第9位スズキ ハスラー/スペーシアカスタムコスパ◎
写真:TTTNIS / CC0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:約152万〜202万円(人気のHYBRID系で 約170万〜190万円)軽の中でも値落ちしにくい二枚看板。遊び心あるデザインと実用性で需要が厚く、軽でコスパ重視ならここ。
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第8位トヨタ ハリアー
写真:Nissangeniss / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:約313万〜620万円(ガソリンZ 約419万/HV Z 約504万/PHEV Z 約620万)デザイン人気が根強く、値落ちが緩やかなミドルSUV。ハイブリッドや人気色だとさらにリセールが安定します。
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第7位トヨタ カローラクロスコスパ◎
写真:Kazyakuruma / CC0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:約200万〜345万円(HYBRID Z 約300万円〜)手の届く価格帯のSUVながら高い残価率をキープ。実用性・燃費・リセールのバランスが良くコスパが高い。
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第6位レクサス RX/NX
写真:【公式】くるまの話 ROOTS / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:RX 約664万〜880万円/NX 約470万〜770万円プレミアムSUVの安定株。ブランド力と人気で値落ちが緩やか。NXは比較的手が届きやすく、リセールも優秀です。
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第5位トヨタ ヤリスクロスコスパ◎
写真:Tokumeigakarinoaoshima / CC0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:約190万〜300万円(HYBRID Z 約262万円〜)コンパクトSUVとしては破格の値持ち。車両価格が手頃で燃費も良く、“庶民の高リセール”の代表格。迷ったらまず候補に。
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第4位トヨタ ハイエース(バン/ワゴン)
写真:Ethan Llamas / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:バン 約260万〜420万円(人気のスーパーGL 約380万円台)商用・アウトドア・海外輸出と需要が幅広く、10年落ちでも高値がつく鉄板車。実用性重視で資産価値も落ちにくい万能タイプ。
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🥉第3位トヨタ アルファード/ヴェルファイア
写真:TTTNIS / CC0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:約560万〜1,070万円(HEV Z 約620万円〜/上位はExecutive Lounge)高級ミニバンの絶対王者。送迎・法人需要も厚く、上級グレードほど値持ちが強い傾向。新車価格も高めなので「買値も高い」点は意識を。
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🥈第2位トヨタ ランドクルーザー(300/250/70)
写真:TTTNIS / CC0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:300:約510万〜800万円超/250:約520万〜735万円世界的な人気と長い納期で中古にプレミアがつき、3年落ちでも新車価格を上回るケースも。ただし車両本体が高額で、納車まで待つ点は要注意。
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🥇第1位スズキ ジムニー/ジムニーシエラコスパ◎
写真:Ethan Llamas / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)💰 参考新車価格:ジムニー 約192万〜216万円(XG/XL/XC)/シエラ 約227万〜239万円(JL/JC)堂々の第1位はコスパ最強の“値落ちしない車”。車両価格が手の届く範囲なのに、受注好調で中古が品薄のため資産価値がほとんど減りません。「安く買えて、高く売れる」を地で行く一台です。
※残価率・新車価格はいずれも2026年6月時点の概算の目安です。新車価格はメーカー希望小売価格(税込)のおおよその範囲で、グレード・改良・オプションで変わります。残価率はグレード・色・走行距離・修復歴・市場環境で大きく変動します。最新の価格は各メーカー公式、売却額は複数の買取店・一括査定でご確認ください。車両写真はイメージ(CCライセンス)で、グレード・年式・ボディ色が本文と異なる場合があります。
コスパ重視ならこの3台(庶民の高リセール)
「高級車は買えないけど、損はしたくない」という人に、現実的でおすすめなのが次の3台です。
- スズキ ジムニー/シエラ:価格が手頃なのに値落ちほぼなし。納期は長めだが“資産になる車”
- トヨタ ヤリスクロス:コンパクトSUVで燃費・価格・リセールのバランス最強
- スズキ ハスラー/ホンダ N-BOX:軽で維持費も安く、需要が厚いので売るときも強い
リセールを最大化する5つのコツ
- ① 人気色(白パール・黒)を選ぶ:奇抜な色は数十万円安くなることも
- ② 売れ筋グレード・人気装備:上位グレードや純正ナビ・サンルーフ等は査定でプラス
- ③ 走行距離を抑える:年1万km以内が目安。過走行は一気に下がる
- ④ 無事故・無修復を保つ:修復歴は査定に大きく響く。きれいに乗る
- ⑤ 手放すタイミング:車検直前や、新型発表前の早めの売却が有利なことも
FPねこの本音:いちばん得なのは「車に縛られない」こと
リセールの高い車を選ぶのは賢い選択です。でも忘れてはいけないのは、どんな車でも、持っているだけで税金・保険・駐車場・ガソリン・車検とお金が出ていくこと。FPねこの本音は、「本当に必要か?」をまず考えるです。使用頻度が低いならカーシェア・レンタカー、十分なら程度の良い中古という選択も。そのうえで「やっぱり必要」なら、リセールの高い車で“損を最小化”する——これが家計にやさしい車との付き合い方です。
ただし、ここまではあくまで「お金の損得」だけで見た話。FPねこは、「リセールなんて気にしない。それでもこの車に乗りたい」という選び方も、立派にアリだと思っています。大切なのは、それが“浪費”だと分かったうえで、納得して選ぶこと。そう自覚して手に入れた一台は、単なる移動手段ではなく、長い人生をともに走る“相棒(愛車)”になります。週末が待ち遠しくなったり、ただ眺めるだけで満たされたり——その喜びは、残価率では測れない価値です。家計の範囲内で、心から好きな車を選ぶ。リセールで賢く損を抑えるのも、愛車で人生を彩るのも、どちらも正解。あなたが納得できる選び方がいちばんです🐾
結局どうすればいい?
- ◎買うならリセールの高い人気車を、人気色・人気グレードで。実質コストが大きく下がる
- ◎コスパ重視ならジムニー・ヤリスクロス・ハスラー・N-BOX
- ◎売るときは一括査定で複数社を比較。1社の言い値で手放さない
- ✕そもそも使用頻度が低いなら、持たない(カーシェア/レンタカー)のがいちばん得
車のコストは「買値」ではなく買値 − 売値。
リセールを意識するだけで、数十万円の差になります🐾
🐾 車・家計のムダ取りもまとめて
車は家計の中でも大きな固定費。買い方・持ち方を見直すだけで、浮いたお金を貯蓄や投資に回せます。FPねこの記事&無料ツールもどうぞ。

