大卒が認めたくない現実|大学費用約400万円をオルカンに投資したら、高卒のほうが生涯資産が多くなる可能性【独立系FP試算】

投資メンタル・失敗事例
★ 結論:42年も運用できるなら、大学費用を投資に回した“高卒+投資”が、平均的な大卒すら上回る可能性。ただし結果は相場しだい。確実なのは“なんとなく進学”は割に合わないこと
18歳で大学費用(私立文系4年で約400万円)を、大学ではなくオルカンに投資して42年放置すると、年7%想定で約6,900万円、年8%なら約1億円。これは生涯賃金の差(大卒−高卒=約5,000万円)を上回る規模——だから運用しだいでは“高卒+投資”が平均的な大卒すら超えます。ただし何%で回るかは誰にも保証できません🐾
はじめに(大事な前提):この記事はあくまで“お金”の面だけにフォーカスした試算です。大学には、友人との出会い・かけがえのない4年間の経験・視野の広がり・学びそのものの喜びなど、お金では測れない価値がたくさんあります。ここでいう「損・得」は、人生の価値のごく一部を切り取ったものにすぎません。そのことを理解したうえで、お金の話として読んでください🐾

刺激的なタイトルにしましたが、これは「大学に行くな」という話ではありません。むしろ逆で、「大学は、実はとても高額な“投資”なんだ」と気づいてほしいという話です。
私たちは「学費」を、当たり前に払うコスト(費用)だと思っています。でも見方を変えると、それは18歳という、人生でいちばん時間を味方につけられるタイミングで投じる、数百万円の投資判断です。
だとしたら当然、こう問うべきです。「この投資は、ちゃんとリターンに見合っているか?」。今日は、大学費用を①そのまま投資に回した場合と②大学に使った場合で、60歳時点の“総資産”がどう変わるかを、公的データを使ってまじめに試算してみます🐾

先に結論

  • 大学費用(私立文系4年で約400万円)を18歳でオルカンに投資し、42年運用すると年7%で約6,900万円、年8%なら約1億円。18歳という“時間”は、それだけで巨大な武器になります
  • 生涯賃金は平均で大卒が高卒より約5,000万円高い(JILPT・男性・退職金除く)。でも年7〜8%で運用できれば、投資益(約6,900万〜1億円)がこの差を上回り、“高卒+投資”が平均的な大卒すら超える可能性があります
  • ただし控えめに年5%だと投資益は約3,100万円にとどまり、平均では大卒が上回ります。つまり結果は“相場しだい”で、どちらが得かを事前に断言はできません
  • どのシナリオでもハッキリしているのは「なんとなく進学」は割に合わないこと。生涯賃金が高卒並みに終わるなら、学費という機会費用のぶん、ほぼ確実に高卒+投資に負けます
  • 逆に目的を持って学び、進学のリターンをしっかり回収する人にとって、大学は今も最強クラスの投資。危ないのは「みんな行くから」で、投資と気づかずに決めることです

① まず正直に:平均では「大卒」のほうが生涯賃金は高い

都合のいい話から始めると嘘になるので、いちばん不都合な事実からいきます。

労働政策研究・研修機構(JILPT)の『ユースフル労働統計』によると、男性・フルタイム正社員が学校卒業から60歳まで働いて受け取る生涯賃金(退職金を含まない概数)は、高卒で約2.1億円、大卒で約2.6億円。その差は約5,000万円にのぼります。

この「約5,000万円の差」は、とても大きな数字です。ネットでよく見る「高卒のほうが得!」という威勢のいい話は、この一番大事なデータをそっと隠していることが多い。FPねこは、まずここを正直に置きます。——ただし、この5,000万円という差は、じつは「大学費用を投資に回したら?」という機会費用で、ぐらつきはじめるのです。次でその中身を見ます。

② でも見落とされている「機会費用」──18歳の400万円は、42年でこう育つ

ここからが本題です。私たちは学費を「消えていくコスト」として見がちですが、そのお金には“別の使い道”があった——これを経済学では機会費用と呼びます。

もし大学に行かず、その約400万円を18歳のときにオルカン(全世界株インデックス)に投資して、60歳までの42年間ほったらかしにしたらどうなるか。まずはお金が育っていくカーブを見てください。

約400万円が42年でどう育つか(年利5%・7%・8%の複利カーブ)
02,0004,0006,0008,00010,0000年10年20年30年42年万円約10,136約6,858約3,105元本400年利8%年利7%年利5%(控えめ)

※元本約400万円を一括投資し、配当・分配金を再投資しながら複利で運用した場合の概算。手数料・税金・為替は考慮していません。序盤はほぼ横ばいでも、後半で一気に立ち上がるのが複利の特徴です。過去の実績に基づく仮定で将来を保証するものではなく、実際は暴落を挟みながらジグザグに変動し、元本割れの可能性もあります。

最初の10〜20年は、驚くほど地味です。でも後半になって、グラフが一気に跳ね上がるのがわかるはず。これが複利——増えた分がさらに増えを生む、雪だるまの力です。42年という時間があるからこそ、この“跳ね”を丸ごと受け取れるのです。到達点だけを取り出すと、こうなります。

18歳で約400万円を一括投資し、60歳まで42年運用したら(万円)
400万円元本(大学費用)3,100万円年5%(控えめ)6,900万円年7%なら10,100万円年8%なら

※複利計算による概算。手数料・税金・為替は考慮していません。全世界株の超長期の平均リターンは名目で年8〜9%程度という実績もあり、42年という長期を前提にここでは年7〜8%を主役に置いています(年5%は控えめに見た場合の参考値)。過去の実績に基づく仮定であって将来の運用成果を保証するものではなく、実際の相場は上下に大きく変動し、元本割れの可能性もあります。

全世界株(オルカン)の超長期の平均リターンは、名目で年8〜9%程度という実績もあります。42年という長い時間を前提にするなら、年7〜8%はけっして無茶な仮定ではありません。その場合、約400万円は年7%で約6,900万円、年8%なら約1億円。ポイントは金額よりも「42年」という時間の長さで、18歳から始められること自体がとてつもないアドバンテージです。
※もちろん未来は保証されません。途中には3〜4割下がる暴落もあります。控えめに年5%で見れば約3,100万円——それでも十分に大きい金額です🐾

③ では60歳で、両者を並べてみる

いよいよ本丸です。「高卒+投資」と「大卒」で、60歳時点の“生涯賃金+投資”を並べるとこうなります。大卒は平均どおりの人と、目的なく進学して生涯賃金が高卒並みに終わった「なんとなく層」の2パターンで見ます。

60歳時点の「生涯賃金+投資」のイメージ比較(万円・概算)
賃金 2.1億投資 +6900万27,900万円高卒+投資(年7%)賃金 2.6億−学費25,600万円大卒(平均)賃金 2.1億−学費20,600万円大卒(なんとなく層)

※生涯賃金は男性・フルタイム正社員・退職金を含まない概数(JILPT『ユースフル労働統計』の値をもとにした目安)。投資益は約400万円を年7%・42年運用した場合の概算(元本込み・約6,900万円)。学費は約400万円で計算。控えめに年5%で見ると投資益は約3,100万円となり、高卒+投資は約2.4億円で平均的な大卒(約2.56億円)には届きません=結果は運用しだいです。「なんとなく層」は、進学しても生涯賃金が高卒並みに終わる下位のケースを仮定したイメージであり、実在の統計値ではありません。

読み取れることは、はっきりしています。

  • 年7〜8%で運用できれば、高卒+投資は「平均的な大卒」すら上回る…投資益(約6,900万〜1億円)が、賃金差5,000万円を超えるからです。タイトルの「高卒のほうが多い」が、平均相手でも現実になりうるのがここ
  • ただし控えめに年5%なら、平均どおりの大卒には届かない…このとき投資益は約3,100万円で、高卒+投資は約2.4億円。賃金差5,000万円のほうが分厚くなります。つまり勝敗は“運用しだい”
  • 「なんとなく層」だけは、どちらの運用でも高卒+投資に負ける…生涯賃金が高卒並みなら、残るのは学費という機会費用のマイナスだけ。ここだけは相場に関係なく負けます
  • 差を分けたのは学歴そのものではなく「進学に見合う中身があったか」…同じ“大卒”でも、天と地ほどの差が出ます🐾

※高卒は大卒より4年早く働き始めますが、その分の収入はJILPTの生涯賃金(高卒=18〜60歳)にすでに含まれるため、二重には数えていません。上のグラフはあくまで考え方を示すイメージで、税・社会保険料・個人差は考慮していません。

④ 勝敗を分けるのは「2つの不確実性」

ここまでで、勝敗が2つの“わからないもの”で決まることに気づいたはずです。

  • ① 運用リターンが何%になるか…年5%なら平均大卒が勝ち、年7〜8%なら高卒+投資が勝つ。これは未来の相場しだいで、誰にも保証できません
  • ② 自分が生涯賃金の“平均”に乗れるか…大卒の平均2.6億円は、目的を持って学びを仕事に換えた人たちが押し上げた数字。自分がそこに届く保証もありません

とくに②は「億り人のマネをすると危ない」のと同じ構造です。目立つ成功例(平均や上澄み)だけを見て、自分も同じ結果になると思い込む——これを生存者バイアスといいます。進学を「みんな行くから」「なんとなく」で決める人ほど、平均の上側ではなく下側に着地しやすいのが現実です。

2つとも不確実なら、賢いのは「確実に効かせられるところ」に力を入れること。それは——進学を“投資”として意識的に選ぶことと、18歳という時間を、少額でもいいから運用に回すこと。この2つは、相場や平均に関係なく、自分でコントロールできます🐾

⑤ 結局どうすればいい?──「行く理由があるか」で決まる

ここまでをまとめると、答えはシンプルです。大学に行くかどうかは、学費という“投資”に見合う「理由」があるかで決めるべき——ということ。

タイプ大学という投資の評価
目的・夢があって行く
(この学問がしたい/この資格・職業に就きたい)
◎ 最強クラスの投資。学費約400万円をはるかに超えるリターン(生涯賃金・やりがい・選択肢)が期待できる。迷わず行くべき
まだ決まらないが、環境を買いに行く
(人脈・時間・挑戦の場として使い倒す)
◯ 使い方しだいで良い投資。ただし“4年間で何を得るか”を自分で設計できる人だけ。ぼんやり過ごすと下の枠に転落する
なんとなく・まだ働きたくないから
(行ける大学にとりあえず)
△ 割に合わない可能性が高い。学費(機会費用)は確実に出ていくのに、生涯賃金の上乗せは不確実。「高卒+就職+投資」のほうが総資産で上回ることも

大事なのは、高卒か大卒かという“肩書き”ではなく、その時間とお金で何を得たかです。目的があるなら、大学は人生最良の投資のひとつ。理由が「なんとなく」なら、いったん立ち止まってその約400万円と4年間の別の使い道を考える価値があります🐾

⑥ いちばん危ないのは「奨学金を借りて、なんとなく行く」

ここまでは「学費を投資に回したら」という機会費用の話でした。でも奨学金(とくに有利子の第二種)を借りて進学する場合、話はもっとシビアになります

機会費用が「投資で増えたはずの利益を逃す」だけでなく、「借りたお金に利息を払う」という“現実のマイナス”に変わるからです。しかも——

日本学生支援機構(JASSO)の第二種奨学金は“有利子”です。その利率(利率固定方式)は、5年ほど前の約0.2%から、2025年度末の時点で約2.5%まで上昇しています(利率の上限は年3.0%)。いままさに利上げ局面で、借りる人の利息負担は静かに重くなっています。

さらに見落とされがちなのが、この利率が決まるタイミングです。第二種奨学金の利率は「借りはじめるとき」ではなく「卒業のとき(貸与終了時)」に確定します。つまり今18歳で借り始めても、自分の利率がいくらになるかがわかるのは4年後。金利が上がり続けている今の局面では、入学時に思っていたより高い利率で確定してしまう可能性もあります。将来の金利は、誰にも読めません。

だからこそ、利上げ傾向のいま、奨学金を借りてまで大学に行くべきかは、とてもセンシティブな選択になりうる——安易に「みんな借りているから」で決めていい話ではないのです。

つまり「なんとなく+有利子の借金」で進学し、生涯賃金が高卒並みに終わったら——それがこの記事でいちばん避けたい“最悪のパターン”です。学費を投資に回した高卒に負けるどころか、払った利息のぶん、さらに下。手元に残るのは、リターンの薄い学歴と返済だけ、ということにもなりかねません。

ただし、奨学金そのものが悪いわけでは決してありません。目的があって進学のリターンをしっかり回収できるなら、有利子でも十分ペイする「自分への投資」です。危ないのは“なんとなく”と“借金”が重なること。だからこそ——

  • まず給付型・第一種(無利子)を優先。有利子の第二種は“最後の手段”と考える
  • 借りる前に必ず「返済シミュレーション」。毎月いくらを何年、総額で利息をいくら払うのかを、数字で確認する
  • そのうえで「この借金に見合う目的があるか」を自分に問う。答えられないなら、進学の時期や進路そのものを考え直す価値があります

結論はシンプルです。借金をしてまで行くなら、最低限、目的や夢を持って行きましょう。それさえあれば、奨学金は未来を切りひらく力になります🐾

⑦ タイプ別・今日からできる一手

  • 進路を考える高校生・その親へ…「大学=ゴール」ではなく「大学=手段」。“何のために行くのか”を1行で言えるかを、家族で話してみる。言えないなら、専門学校・就職・浪人も含めてフラットに比べる
  • すでに大卒・進学予定の人へ…過去は変えられません。大事なのは「今から時間を投資に回す」こと。18歳には戻れなくても、今日がこれからの人生でいちばん若い日です。新NISAで少額からでも、42年後を意識して積み立てを始めましょう
  • 子どもの学費を準備する親へ…学費そのものもオルカン等でコツコツ育てておけば、機会費用の一部を取り戻せます。「払って終わり」ではなく「育てながら備える」発想が効きます
FPねこ

“18歳の400万円”がなくても大丈夫

大切なのは、今日から時間を味方につけること。新NISAで何を買えばいいか、まずはここから。

新NISAは結局オルカン・S&P500でOK|何を買うかの結論 →

よくある質問(猫がお答えします)

質問
つまり「大学に行くだけ損」ってこと?
ぜんぜん違うにゃ!むしろ逆にゃ。目的があって行く大学は、学費約400万円をはるかに超えるリターンを生む“最強の投資”にゃ。どちらが得かは運用が何%で回るか次第で、平均大卒が勝つこともあれば、年7〜8%なら高卒+投資が勝つこともある——つまり事前には決められないにゃ。
この記事が言いたいのは「損か得か」じゃなくて「大学は高額な投資だから、“なんとなく”で決めるのはもったいない」ってことにゃ。理由があるなら、迷わず行っていいにゃ🐾
FPねこ
質問
うちは私立文系じゃなくて国立志望。それでも同じ話?
国立なら学費はもっと安いにゃ(4年で約240万円が目安)。ということは機会費用も小さくなるから、投資に回した場合との差も縮まるにゃ。
逆に言うと、学費が安い進路ほど「投資として有利」ってことにゃ。同じ学びが安く手に入るなら、それに越したことはないにゃ。奨学金や特待、無償化制度も“機会費用を減らす”という意味でとても大きいにゃ🐾
FPねこ
質問
もう大学を出ちゃった。今さらこの話を読んでも遅い?
まったく遅くないにゃ。過去の学費はもう戻らない“サンクコスト”だから、そこを悔やんでもゼロにゃ。大事なのは「これから」の時間を投資に回すことにゃ。
18歳には戻れなくても、今日があなたの残りの人生でいちばん若い日にゃ。たとえば30歳から60歳でも30年ある。新NISAで少額からでも今日始めるのが、いちばん賢い一手にゃ🐾
FPねこ
質問
高卒で働きながら投資すれば大卒に勝てるってこと?
「運用しだいで勝てることもある」が正確にゃ。年7〜8%で回れば、投資益(約6,900万〜1億円)が賃金差5,000万円を超えて、平均的な大卒すら上回る計算にゃ。でも控えめに年5%なら平均大卒には届かないから、相場しだいってことにゃ。
ただし「なんとなく進学して生涯賃金が伸びなかった層」となら、どの運用でも高卒+投資が上回りやすいにゃ。要は学歴じゃなくて「その時間とお金で何を得たか」で決まるにゃ。高卒でも腐らず、時間を味方につければ道はあるにゃ🐾
FPねこ
質問
奨学金を借りて大学に行くのは、やめたほうがいい?
「なんとなく+有利子の借金」の組み合わせがいちばん危ないにゃ。JASSOの第二種奨学金は有利子で、利率は5年前の約0.2%から今は約2.5%まで上がってるにゃ(上限3%)。
借金の場合、機会費用が「増えるはずだった利益を逃す」だけじゃなく「利息を払う」現実のマイナスに変わるにゃ。だから目的もなく借金して進学して、生涯賃金が高卒並みに終わったら最悪パターンにゃ。
でも奨学金そのものは悪じゃないにゃ。目的があってリターンを回収できるなら立派な自己投資にゃ。まず給付型・第一種(無利子)を優先して、借りる前に必ず返済シミュレーションをする——これだけは守ってほしいにゃ🐾
FPねこ
質問
年7〜8%なんて本当に続くの?投資ってギャンブルでしょ?
“全世界に分散して長期で持つ”なら、ギャンブルとはかなり違うにゃ。オルカンは世界中の何千社にまとめて投資する仕組みで、超長期(30年以上)の平均リターンは名目で年8〜9%という実績があるにゃ。だから42年という前提なら、年7〜8%はそこまで無茶な仮定じゃないにゃ。この記事では控えめな年5%も併記しているにゃ。
ただし未来は誰にも保証できないにゃ。途中で3〜4割下がる暴落もあるし、元本割れもありえるにゃ。だから“余裕資金で・長く・分散して・ほったらかす”のが大前提にゃ。レバレッジや個別株一点張り、短期売買はここでいう投資とは別物にゃ🐾
FPねこ

まとめ

  • 大学費用は「コスト」ではなく、18歳で投じる数百万円の“投資”。私立文系4年で約400万円を42年運用すれば、年7%で約6,900万円、年8%なら約1億円になります
  • 年7〜8%で運用できれば、投資益が生涯賃金の差(約5,000万円)を上回り、“高卒+投資”が平均的な大卒すら超える可能性があります(JILPT・男性・退職金除く)。ただし年5%なら平均では大卒が上回り、勝敗は運用しだいです
  • どの運用でも負けるのが「なんとなく進学」。生涯賃金が高卒並みなら、学費という機会費用のぶん、ほぼ確実に高卒+投資に負けます
  • とくに要注意なのが「奨学金を借りて、なんとなく行く」。有利子(JASSO第二種は約0.2%→約2.5%に上昇中)の借金では、機会費用が「利息を払う現実のマイナス」に変わり、生涯資産が高卒以下になりかねない“最悪のパターン”。借りてまで行くなら最低限、目的や夢を持って
  • 勝敗は「運用リターン」と「自分が平均に乗れるか」の2つの不確実性で決まる。どちらも保証されないなら、確実に効かせられる“進学を意識的に選ぶこと”と“時間を味方につけること”に集中しましょう(平均を過信するのは生存者バイアス)
  • 肩書きより「その時間とお金で何を得たか」。行く理由があるなら迷わず行く。ないなら、その400万円と4年間の別の使い道も考える。そしてすでに大卒でも、今日から時間を味方につければいいのです🐾

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※本記事は2026年7月時点の一般的な情報提供・考え方の解説であり、特定の進路・投資商品を推奨・勧誘するものではありません。学費の金額は文部科学省「令和5年度 私立大学等入学者に係る学生納付金等調査」(私立大学の初年度学生納付金の平均は約148万円)等をもとにした概算で、私立文系4年間で約400万円、国立4年間で約240万円は目安です。学部・大学・自宅通学か否か等により大きく異なり、生活費・受験費用は含んでいません。学歴別の生涯賃金は労働政策研究・研修機構(JILPT)『ユースフル労働統計』の値をもとにした概数で、男性・フルタイム正社員・退職金を含まない前提です。性別・企業規模・職種・時代により変動し、個々人の結果を示すものではありません。投資のシミュレーション(年5〜8%)は複利による試算であり、手数料・税金・為替を考慮していません。全世界株の超長期の平均リターン(名目年8〜9%程度という実績)をふまえ、42年という長期を前提に年7〜8%を主に用いていますが、これは過去の実績に基づく仮定であって将来の運用成果を保証するものではなく、期間や時期によって結果は大きく変わり、投資は元本割れの可能性があります。奨学金の利率は日本学生支援機構(JASSO)の第二種奨学金・利率固定方式の概数(2025年度末時点で約2.5%、上限年3.0%)で、貸与終了時期・方式・今後の金利動向により変わります。奨学金の利用可否・返済計画は必ず最新の公式情報とご自身の状況で確認してください。新NISA等の制度内容は改正の可能性があります。進路選択・資産運用は、ご本人の目的・適性・家計の状況をふまえ、必要に応じて専門家にご相談のうえ、最終的にはご自身の判断で行ってください。特定の学歴・進路・職業を優劣づけたり、否定する意図はありません。

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